あしたはあしたのかぜがふく

37才。気まぐれに自由に人生を楽しむ日々の記録。

辞める辞める詐欺を辞められない

 

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◆上司に退職の意向を伝える日がついに来た

 

会社に行って、まず一番話を聞いてくれた、私より上の等級の男性(「Aさん」とする)に、「悩んだ挙句、退職することにした。」と伝える。私の「もう仕事辞めたいんですけど~」というSOSを察知してくれたのはAさんだけで、さんざん話を聞いてくれて、その都度元気づけてもらったのに、そのAさんを差し置いて、会社に退職の意向を伝えるのは、無礼というものである。

 

 

Aさんに話したのち、直属の上司ではなく、その上のマネージャーに「お話したいことがあります」とメールを送り、すぐにマネージャー席に出向く。そして、時間を取っていただきたいと口頭でもお願いをする。メールを送りっぱなしで、相手の返信を待つだけではいけない。重要なことならば、それくらいするべきなのだ。それが礼儀というものである。

 

 

直属の上司に言わないのは、日ごろコミュニケーションを取る機会がないため(←それもどうなんだ)、信頼関係を築くことができていないからである。さらにもう一つ言うと、その上司と仲良しの人が、私の前の部署の人なので、私が辞めるということが、その部署全体にすぐに伝わる可能性がかなり高い。そうなると、「さんざん啖呵切って異動して、結局辞めるんだってよ」と言われかねない。いや、かなりの確率でそうなることが想像できる。私が逆の立場だったらそう言う。間違いなく。

 

 

◆だがしかし、会社に行ったらそれどころではなかった

 

脳内シミュレーションはばっちりだった。しおらしく「辞めることにしました」という演技もできるはずだった。だがしかし、なぜか最近稀にみる大変忙しい状況で、メールチェックもままならないうちに、私のすべきことが迫ってきていた。私がその仕事をしなければ、数人に迷惑がかるほど、時間に追われていた。だから、「少々お時間をいただきたいのですが」という、私事で恐縮なメールを送っている場合ではなくなった。

 

 

新人研修の初日だったため、スーツを着ていったのもよくなかった。「研修初日はスーツかジャケット」というルールが敷かれたからスーツにしたのだけれど、スーツを着ている自分がかっこよく思えて、研修もそれなりにできちゃって、「私まだやれるじゃん?」という気になってしまった。 

 

 

◆退屈してただけなんじゃないだろうか

 

めずらしくやることが多くて、充実感があった。要するに、今まで退屈してただけなんじゃないか。それで「つまらない」→「辞めます」になってただけなんじゃ?円形脱毛症は、おそらくセキュリティ事故を起こした時のショックだろう。バセドウ病もどきも同様に。

 

 

退屈だったのには、私に原因がある。なんでもかんでも「自分がやらなきゃ」という精神で抱え込み、結局つぶれるというのを繰り返してきたから、今度の部署では言われるまで(頼まれるまで)やらなかった。だから仕事がなかった。というか、他の人がやってくれてた。でも、やっぱり私は忙しくしているくらいのほうがちょうどいいのかもしれない。

 

 

いやいや違う。どうしてそう同じところをぐるぐる回っているのだ。今は役割を見つけて、充実しているように感じているからそう思うだけで、また何かあれば「もう辞める」になるのだ。そうだ、そうだ。マネージャーに話そう。明日でもいいから、時間を取ってくださいと言おう。

 

 

と思って休憩から戻ると、またしてもやらなければならないことが降ってくる。上司に声掛けするタイミングを失った。

 

 

そうこうしている間に、Aさんがやってきて、私の話を聞いてくれた。もう会社は辞めたいことを伝えた。すると、何が嫌なのかを聞いてくれ、負担に思っていた役割は別の人と分担するように手配してくれ、さらに私の悩み(いやだと思っていること)は、私の立場で思い悩むことではなく、もっと会社の上層部が考えるべきことだと言ってくれた。だから、気にしなくていいと。

 

 

◆辞める辞める詐欺を辞められない

 

それで結局、上司に「辞める」と言う必要がなくなってしまった。私のなかで、退職するほどの決定打がなかったということだ。いろいろ病名はついているが、ぶっちゃけ体調が悪いわけではない。精神が弱いだけだ。失業保険もすぐ出るわけじゃないし、世界一周に行くんだったら、今の会社で働きながら、毎月10万円貯金するのが手っ取り早く旅行資金を貯められる道だし、なんか円形脱毛症のところから、髪の毛ちゃんと生えてきてるし。

 

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もうこの「辞める辞める詐欺」は、私にいつも付きまとうものだと覚悟しよう。ちょっと嫌なことがあればすぐ「辞める」。ちょっといいことがあればすぐ「私ってすごい」。いつも極端なほうにしか、針が振れないんだろう、私は。

 

 

だから「またか」と、その気持ちが過ぎ去るのをただ待ってればいい。あしたはあしたのかぜがふくのだ。「辞める辞める詐欺ブーム来た~」とか言おう。プロフィールの"得意なもの"には、「辞める辞める詐欺」と書こう。以上、一連のお騒がせ終了である。おつかれさん。

 

 

 

 

 

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