あしたはあしたのかぜがふく

好きなことだけで生きていく 37歳独身女の本音日記

★映画感想★「ダイアナ」寂しいプリンセス

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ダイアナ元妃が36歳で亡くなったのは、1997年のこと。パパラッチに追いかけられて、交通事故死。葬儀でエルトン・ジョンが歌ったのが、記憶に残っていますが、もう20年も前のことなんですね。17歳だったのか、私。あれから20年も生きてるなんて、なんだか不思議です。そして、ダイアナが亡くなった年齢を超えました。

 

映画は、2013年に公開されました。主演は、ナオミ・ワッツです。ダイアナのイメージぴったりに演じていますね。

 

◆ダイアナのスキャンダルとパパラッチ

 

ストーリーは、チャールズ皇太子と別居している時期から始まります。私は、ダイアナのスキャンダルのことは、まったく知らなかったのですが、主に、ダイアナの異性関係についてマスコミが追っていたんですね。

 

このスキャンダル、離婚してからのことなので、「放っておけばいいのに。マスコミはひどいな」と思いながら見ていたのですが、一方的にマスコミが悪いわけでもなく。ダイアナは結構、自らマスコミを煽っていた、という側面も描かれています。

 

◆パパラッチだけが悪いわけでもなく

 

ダイアナは、自分のことを注目させようと、わざと自分でマスコミに写真を撮らせたりしています。特に、後半、結婚を望んでいた外科医との関係がこじれたところあたりからは、外科医の気を引くために、他の男性とのデートをスクープさせています。

 

この外科医と別れ話になる時、外科医は「結婚できない」と言っただけで、関係は続けていくつもりだったのに、ダイアナがどんどん自分を卑下して、破局に持っていったように見えます。

 

「どうせ私なんて!」「自分を見て!」という心の叫びが、言動や行動の要所要所にみてとれます。リストカットもした、とも証言しています。

 

◆子どもの頃から寂しかった

 

ダイアナが、「母の帰りを待っていた子どものころから、寂しい」というようなことを言う場面があります。チャールズ皇太子に愛人がいたことによる寂しさ、よりももっともっと根深いものがあるようです。

 

ダイアナの両親は、母親の不倫の末、離婚しています。ダイアナは、きっといつもお母さんの愛情を求めていたのでしょう。子どもたちに同じ思いをさせたくないと奮闘する様子も描かれているのですが、結局、離婚します。

 

そして、そこからさらにダイアナの「私を愛して!」「私を見て!」が加速します。

 

◆幼少期のトラウマが人生をこじらせる

 

この映画を観た一番の感想がこれです。幼少期のトラウマは、人生をこじらせる原因になります。

 

寂しかった、怖い思いをした、我慢ばかりしていた、頑張っても褒めてもらえなかった、などの思いは、知らず知らずのうちに、子どもの心に蓄積されていきます。それが、インナーチャイルドとして、大人になっても存在し続けます。

 

寂しいだとか、辛いだとか、それらの思いを口に出して、親や大人に言える子どもはいいですが、たいていの子どもは言えません。言えばごはんを与えてもらえないかもしれないし、家を追い出されるかもしれないからです。

 

親や大人たちだって、その時その時で、自分にとって子どもにとって、良かれと思うこと、最善の選択をしているはずなので、これはもう「運命」とか「そういう流れだった」とし言いようがないのです。それにみんな、完璧じゃないし。

 

子どももそこから学ぶことがあったり、自分で寂しさを癒すことを覚えたりして生きていくから、誰が悪いということでもないのだけれど、やっぱり、幼少期の人格形成は、あとあとの人生に影響するものだなと、ダイアナと同じように、いつも母親の帰りを待っていた私は思ったのでした。

 

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結婚を遠ざけたくなるのは、幼少期のトラウマだと思います。インナーチャイルドは解放されたはずだけど。

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トラウマのせいにして逃げるも、それをバネにして向き合うも自分次第。でも、結局結末は一緒だったりして。

 

 

 

ツタヤ

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