退職したからリセット沖縄旅行 2日目は宮古島へ
天気はくもり。気温20℃。ジャケットを着てると暑い。でも、沖縄の人からしたら、「めっちゃ寒い」んだって。昨日行った居酒屋のお兄さんが言ってた。
衛生面がぎりぎりのゲストハウスから一刻も早く出たくて、逃げるように7時半にチェックアウト。ゲストハウスから、国際通りに出るまでの裏道の、いろんなお店が密集している感じが、台湾にも大阪にも東京の飯田橋にも似てるなと思った。どこへ行こうが、その景色を見ているのは「私」なんだから、そんなもんかな。
国際通りのカフェでコーヒーでも飲もうと思ったけど、朝早過ぎてどこのお店も開いてない。だいたい10時開店らしい。でました沖縄時間。モスが唯一開いてたけど、目の前でホームレスがごみを拾ってて、もうなんだかなーで、きれいなところでゆっくりしたかったので、さっさと那覇空港に行く。
空港でコーヒーを飲んでホッとした。明るくて、きれいで、天井が高くて、やっと落ち着いた。宮古島行きの飛行機は13時。それまで、ブログを書いたりして過ごす。書きたいことを書いて、すっきり。コーヒーとブログ。どこへ行こうが、同じことをしてる。どこへ行ってもやってることが、私がやりたいことなんだろうな、と再確認。
ANAの居心地の良さに感動してテンション上がる↑ ↑
ANAで宮古島へ。まず、搭乗口のグランドスタッフのアナウンスの上手さと、優先搭乗が必要なお客さんへの親切な物言いでの対応、荷物の収納についての案内に感心した。椅子に座ってるお客さんの目線に合わせて膝ついてたし。さすが、LCCとは違う。制服もかっこいいし、いい素材使ってるし。
機内に入ってシートに座った瞬間、居心地の良さに「これだ!」とからだじゅうで感じた。このしっくりくる感じ。昨日のバニラエアとは全然違う。プレミアムクラスにしたわけじゃなく、ただの普通席なのに、体がすぽっと収まる。テンション急上昇。今朝までのゲストハウスショックが吹き飛んだ。
機内アナウンスも聞きやすい。わかりやすいように、ゆっくりで。ただ言えばいいってもんじゃない。きちんとしたアナウンスなら、「きちんと聞かなきゃ」と思うもの。思わず、いつもは見ないのに非常用具の使い方の説明をしっかりと見たよ。
沖縄は今日も天気があまりよくないので、やっぱり飛行機が揺れて、昨日と同様に「揺れますけど大丈夫です」の機内アナウンスがあったけど、バニラエアと違って安心感があった。最初の印象が良かったのと、「ANAだから大丈夫」信頼によるものだと思う。
着陸後の「本日はご利用ありがとうございました」というアナウンスに、心の中で「こちらこそありがとうございます」と思った。きちんとしているサービスには、思わず「ありがとう」という言葉がでるんだ。さすが、航空業界ナンバーワンのANA.。一流に触れて、心が震えた。
ホテルに着いたら、こちらも清潔感があって居心地がいい。やっぱり2,800円とは違う。
宮古島はあいにくの雨だけど、そんなの問題じゃない。もう「お得だから」という理由で選んで妥協している次元じゃないんだということがよくわかったことが収穫。若いうちはそれでよかったけど、心地よいと感じるものが変わってきた。
安いには安いなりの、高いには高いなりの理由がある。飛行機にしろ宿にしろ、そのほかのものでも。次のステージでは、楽しいことでがっつり稼いで、いいものに、一流に触れていこうと思った。
退職3日目にして目指す方向が見えた。沖縄の空の上で。はやいな。