仕事に行きたくないなと思うこともありますよね。朝、ベッドから出られず、スマホでズル休みの理由を検索することもあるかもしれません。
もし心当たりがあるなら、それは心と体からのサイン。何かを変える必要があります。
「会社に行きたくない」という気持ちを認める
「会社に行きたくない」と思うことに、罪悪感を持つ必要はありません。
何が理由であれ、「会社に行きたくない」と思う気持ちが起こったことは事実です。
自分の気持ちに蓋をせず、その気持ちを客観的に認めましょう。
口に出して言ってもいいし、ノートに書き出してもいいです。
「ああ、今自分は、会社に行きたくないと思ってるんだな」と認識することで、「行きたくない!」という気持ちが肯定されて、心が落ち着いてきます。
自分の気持ちを肯定してら「休む」か「休まない」のかを考える
自分の気持ちを認めた後は、どう行動するかです。
自分の気持ちを客観的に肯定したことで、「休むほどでもないかな」「とりあえず行ってみるかな」と思うかもしれません。
もし、とてもそうは思えないのであれば、「休む」ことを考えましょう。1日休んでゆっくりしたら気力も体力も回復するということもあります。
「会社 ズル休み 理由」などと検索して出てきた中から、適当な理由を選んで、会社に連絡です。
会社に欠勤連絡をするのがイヤでも無断欠勤は絶対NG!
ズル休みではなく、本当に具合が悪くても会社に休むという連絡をするのは嫌なものですが、だからと言って無断欠勤は絶対NGです。
連絡が取れないとなると事件や事故を心配されて、自宅訪問や実家への連絡がされる場合もありますし、それにかかる手間も含めて、職場の人たちに多大な迷惑をかけることになります。
「会社に行きたくない」と思う気持ちがあるなら何かを変える必要がある
「会社に行きたくない」という気持ちが起こったのですから、何かを変える必要があります。
1日休んで気力も体力も復活したとしても、また「行きたくない」という気持ちがムクムクと這い上がってくることがあります。
その度にズル休みをしていては、職場での信用を失ってしまいますので、早めに芽を摘んでおくことが大事です。
①内面を変える
この場合の「内面」というのは、自分の考え方のことを差しています。
何か嫌だなと思うことや違和感を感じているから、「行きたくない」と思うのですから、そうでない部分もみてみることです。
嫌いな人がいるなら、その人の良い部分はないか探してみるとか、給料が安いなら、給料が安い分、ヒマでラクな仕事で良かった、と視点を変えてみるなどということです。
②環境面を変える
自分の考え方を変えることでは解消されない!という場合には、外側の環境を化させるために行動するしかありません。
■仕事を減らしてもらう
仕事量が多すぎて毎日残業しなければ終わらないという場合は、ヘルプを出すべきです。
我慢しながらでも業務をこなしていると、周囲の人は今の状態でOKなんだな、できるんだなと思ってしまいます。
「会社に行きたくない」と思うほどのストレスになっているなら、プライドは捨てて誰かに相談しましょう。
■異動させてもらう
職場の人の中には、「どうしてもウマが合わない」「顔を見たくない!口もききたくない!」という人もいるでしょう。
その人の良い面を探そうとしても無理無理!という場合は、物理的にその人から離れるしかありません。
また、「仕事の内容がおもしろくない」ということもあるかもしれません。他の部署に行くことで、やりたい仕事ができるのであれば、異動を視野にいれたほうがいいですね。
ただし、異動することで、新しいことを覚えたり、新し人間関係を構築することにエネルギーを使うことになります。
結局、今のところにいても、新しいところに行ってもストレスがかかるなら、どちらのほうが自分にとって得策なのか十分検討が必要です。
■給料を上げてもらう
「仕事と給料が見合ってない!」と、給料面がストレスになっているのなら、正直に上司に掛け合うのも一つの手です。
「給料を上げてほしいならもっと頑張りたまえ」と言われるかもしれないですが、「それもそうだな」と給料が上がる可能性もあるかもしれません。
変化は必要だけど会社を辞めるか辞めないかという極端な決断は避ける
会社では、人事も業務の状況も日々動いています。風向きが変わって、今感じている「会社に行きたくない」と思う理由は消えたり軽減されるかもしれません。
なので、「会社に行きたくない!もう会社を辞めよう」という極端な決断は避けたほうが良いです。ネガティブになっている時に、大事な決断をするのはよくないです。
少し様子を見て、迷いがなくなるまで考えたほうが、あとあと後悔しません。
自分で考えて考えて考えまくった結果の選択は、後悔も未練もないものです。
思いは言葉にしないと伝わらないから結果を気にせず相談してみる
一人で悶々としていても解決にはなりません。思いは伝えてみてはじめて、「そんなこと考えてたんだね」とわかるものです。
なので、仕事量を減らすにせよ、異動するにせよ、まずは伝えてみることです。
望み通りの結果にはならなかったとしても、やるべきことはやりました。あとは、他の方法をまた考えればいいだけです。
重要なのは、「私はこう思ってるんです」「私はこうしたいんです」という思いを認めて、外側に発信すること。
それが、「自分を大切にする」ということです。そうやって、自分を大切にしていれば、状況は不思議と良くなっていきます。